こんにちは!ともです。
先日このようなニュースがTwitterで流れてきました。
【ハウステンボス、派遣切り】https://t.co/ijWRUTc2j2
ハウステンボスが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、従業員として働く派遣社員数十人との契約を3月中旬に打ち切っていたことが分かった。担当者は「やむを得ず契約を早期に解消した」。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) April 2, 2020
昨今の新型コロナウィルスによる経済への影響からこのように派遣切りがあらゆる会社で行われ始めているようです。
そこでこの記事では派遣切りが行われる3つの理由を解説します。
派遣切りが不安な方はこの記事を読むことで以下のメリットがあります。
- 派遣切りの理由を知ることができる
- 派遣切りに合わないための対策方法を学ぶことができる
それでは解説していきます。
派遣切りが行われる理由
派遣切りが行われやすいタイミングは以下のとおりです。
- 会社の業績が悪化した
- 景気が悪くなった
このようなことが起こり会社の経営基盤が傾いた場合、人件費を削減するために派遣切りが行われます。
なぜ派遣社員なのかというと
一般社員よりも派遣社員の方が契約を切りやすい
からです。
この理由について、もう少し深掘りしていきます。
誰でもできる仕事で替えが利くため
派遣社員の方に任せる仕事は
- ルーチンワーク(データの打ち込みなど)
- 雑務
などの割合が高くなりがちです。
自分が仕事を振る立場としてイメージしてもらえるとわかりやすいです。
会社の経営に関わる重要な業務を会社直属の社員に任せるか派遣社員の方に任せるか。
大半の人は会社直属の社員に任せますよね?
そしてどうしても必要になった場合、新しく派遣社員を雇えばいいので会社が落ち着くまでは一旦派遣社員を切るということが発生します。
人件費が結構高いため
具体例を挙げて説明します。
月給20万円の派遣社員がいたとしましょう。
この場合、派遣先は派遣元に派遣社員の月収分の20万円を支払えばいいというわけではありません。
20万円にプラスして派遣元に手数料を支払う必要があります。
この手数料の割合は会社・職種・労働者によっても変わりますが、おおよそ3割ほどが手数料となります。
派遣会社はこの手数料で利益を上げているわけです。
つまり派遣先は派遣元に20万円+6万円(手数料3割相当)の26万円を支払っていることになります。
同じ月給20万円会社直属の社員と派遣社員では実際にかかる人件費が派遣社員の方が多くなるのです。
そのため、同じ仕事をしているなら会社直属の社員より派遣社員を切り捨てた方が費用対効果は高くなります。
契約期間が決まっているため
普通の会社員は会社との契約において期間の定めはありません。
しかし派遣社員は派遣先との契約期間が定められている
そのため、同じ職場で働くためには契約を更新してもらう必要があります。
そのため派遣社員を切る場合、次回の契約更新をしないだけで簡単に切られてしまいます。
ここまでの内容をまとめます。
~派遣切りが行われる理由まとめ~
- 誰でもできる仕事で替えが利くため
- 人件費が結構高いため
- 契約期間が決まっているため
では最後に派遣先から派遣切りに合わないための対策をお伝えします。
派遣切りに合わないための対策
結論:自分にしかできない仕事を作る
前提として派遣切りの可能性を0にすることはありません。
派遣社員は制度上非常に簡単に切り捨てられるうえ、人件費削減の効果も大きいからです。
しかし暗にに派遣切りにあわないように自己防衛する手段もあります。
具体的には以下の通り。
- 派遣切りされにくい人材になる
- 派遣切りの順番を遅らせる
以上のことができうる対策だと思います。
以上のポイントを簡単に満たす方法の一つをご紹介します。
結論を先にいうと
これが一番効果が高いです。
例えばルーチンワーク一つをとっても
- 派遣先の社員に任せるよりも早くて確実
- ルーチンワークについて多くの知見が備わっている
こうなると自らの価値が一段階レベルアップします。
そして、上記のように自分がいちばん詳しいという仕事をたくさん作っていくことです。
するとあなたはいつしかその職場で抜けられては困る人材になっているはず。
こうなってくると安易に派遣切りされる可能性は低くなります。
少なくとも派遣切りにあう優先度は格段に下がるはずです。
補足
昨今の状況から今後は派遣切りが増加していくことが懸念されます。
そのため普段から派遣切りされないような取り組みを意識することが大切です。
また仮に派遣切りになっても次の就業先に困らないような取り組みも大切になってきます。
具体的には
- 自らの市場価値を知る
- 市場価値を上げる
手軽に市場価値を知るにはMIIDAS(ミイダス) がオススメです。
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無料なので気軽にやってみましょう。
そして自らの市場価値を知ったら、次は市場価値を上げていくことが大切です。
市場価値を上げるには資格の取得や語学力の強化が王道です。
具体的には以下の通り。
- TOEICのスコアアップ
- MOS(Microsoft Office Specialist)の資格取得
上記の2点はどこの会社のどこの部署でも役に立つスキルですので、ぜひ取り組みましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
不景気時には必ず派遣切りの話題が大きく取り上げられますが、
- 派遣切りされてしまう理由を把握する
- 派遣切りに合わないための対策を取る
こうすることで派遣切りに会う確率を下げることができます。
是非参考にしていただけると幸いです。